【名古屋】介護リフォームでお風呂にバスリフトを設置！メリット・種類・選び方を徹底解説
介護リフォームの中でも、特に需要が高いのがお風呂のリフォームです。その中でも、入浴介助の負担を大幅に軽減する「バスリフト」は、高齢者の方と介護をする方双方にとって大きなメリットをもたらします。この記事では、バスリフトの種類、メリット、選び方、費用、補助金制度まで詳しく解説します。
バスリフトとは？
バスリフトとは、浴槽への出入りや、浴槽内での立ち座りをサポートする介護用入浴補助機器です。電動で昇降するシートや座面によって、身体への負担を軽減し、安全に入浴することができます。特に、以下のような方におすすめです。
- 浴槽への出入りが困難な方
- 浴槽内で立ち座りが困難な方
- 膝や腰に痛みがあり、浴槽への出入りに不安がある方
- 介護者の負担を軽減したい方
バスリフトを設置するメリット
バスリフトの設置は、介護を受ける方と介護をする方の双方に多くのメリットをもたらします。
介護を受ける方のメリット
- 安全性の向上：転倒リスクを軽減し、安全に入浴できる。
- 身体への負担軽減：浴槽への出入りや立ち座りの際の身体への負担を軽減。
- 精神的な安心感：介助への不安が軽減され、リラックスして入浴できる。
介護をする方のメリット
- 身体的な負担軽減：抱きかかえるなどの重労働がなくなり、腰痛などのリスクを軽減。
- 時間的な負担軽減：入浴介助にかかる時間を短縮。
- 精神的な負担軽減：安全な介助が可能になり、精神的な負担も軽減。
バスリフトの種類
バスリフトには、大きく分けて以下の種類があります。
- 据え置き型：浴槽の縁に設置するタイプ。工事が比較的簡単。
- 一体型：浴槽と一体になっているタイプ。浴槽交換が必要になる場合がある。
- 可搬型：必要な時に設置できるタイプ。持ち運びが可能。
ポイント：どのタイプが適しているかは、浴槽の形状、浴室の広さ、使用する方の身体状況などによって異なります。専門業者に相談することをおすすめします。
バスリフトの選び方
バスリフトを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
- 耐荷重：使用する方の体重を十分に支えられる耐荷重があるか。
- 操作性：リモコン操作が簡単か、非常停止機能があるか。
- 安全性：安全ベルトや転倒防止機能など、安全対策が施されているか。
- 清掃性：清掃しやすい素材や構造になっているか。
- 価格：予算に合った製品か。
バスリフトの費用と補助金
バスリフトの費用は、種類や機能によって異なりますが、数十万円程度が目安となります。しかし、介護保険制度による住宅改修費の支給制度を利用することで、費用負担を軽減することができます。支給限度額は原則として20万円で、自己負担額は原則1割です（所得に応じて2割または3割の場合もあります）。
| 改修の種類 | 主な内容 |
|---|---|
| 浴槽の変更 | 浴槽の撤去、新しい浴槽の設置 |
| 浴室の床の変更 | 滑りにくい床材への変更 |
| 手すりの取り付け | 浴槽への出入り、浴室内での移動をサポートする手すりの設置 |
| 扉の取り替え | 開き戸から引き戸などへの変更 |
ポイント：バスリフトの設置は、上記改修に該当しないため、介護保険の住宅改修費支給対象外となる場合が多いです。ただし、自治体によっては独自の補助金制度を設けている場合がありますので、お住まいの自治体の窓口に問い合わせてみましょう。また、福祉用具貸与の対象となる場合もありますので、ケアマネージャーに相談してみましょう。
まとめ
バスリフトは、高齢者の方と介護をする方の双方にとって、安全で快適な入浴を実現するための有効な手段です。種類や選び方をしっかりと理解し、専門家と相談しながら、最適なバスリフトを選びましょう。費用面については、補助金制度や福祉用具貸与制度などを活用することで、負担を軽減できる可能性があります。
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